🥧 お菓子作りの基本材料比率まとめ

定番のお菓子は、覚えやすい黄金比から作られています。比率を覚えれば、家にある材料の量に合わせてレシピを自由に組み立てられます。

💡 なぜ「比率」を覚えるとお得?

材料の絶対量ではなく 「比率」 を覚えておくと、卵が1個しかなくても、バターが余っていても、家にある分から逆算してレシピが組めます。料理本に縛られない自由なお菓子作りができます。

パウンドケーキ(1:1:1:1の黄金比)

パウンドケーキの語源は、英国で4つの材料を1ポンドずつ使ったことから。今でも「同量の4種類」が基本です。

材料 比率 例(バター100gスタート)
バター1100g
砂糖1100g
1100g(約2個)
薄力粉1100g
卵1個は殻なしで 約50g(黄身20g+白身30g)。レシピで「卵2個」は約100g目安。

クッキー(基本は3:2:1)

ザクザク食感のクッキーは、粉:バター:砂糖 = 3:2:1 が基本。配合を変えると食感が変わります。

クッキーの種類 薄力粉 バター 砂糖 特徴
基本(さくさく)321標準的な食感
ホロホロ系321+卵黄1個でしっとり
サブレ(リッチ)221バター多めでリッチ
シュガークッキー311軽い食感

例:薄力粉150gで作る基本クッキー

スポンジケーキ(共立て法・基本配合)

ふわふわのスポンジは、卵・砂糖・薄力粉 の3つでできています。卵の重量を基準に他を決めます。

材料 比率(卵=1) 18cm型の例
1150g(3個)
砂糖0.690g
薄力粉0.690g
バター(溶かし)0.230g(任意)
砂糖と薄力粉は卵の 60% が基本。「卵が2個(100g)しかない!」なら、砂糖60g・薄力粉60gで作れます。

シフォンケーキ(卵基準)

軽くてふわふわのシフォンは、卵黄・卵白を分けて使うのが特徴。17cmシフォン型の基本配合:

材料 分量
卵黄3個
卵白4個
砂糖(卵黄用)30g
砂糖(卵白用=メレンゲ)50g
薄力粉75g
サラダ油40g
水または牛乳50g
卵白が卵黄より多めなのがポイント。メレンゲがしっかり立つことでふわふわの食感になります。

マフィン・カップケーキ

マフィンはパウンドケーキより少し緩い配合が一般的。卵と液体(牛乳)を多めにします。

材料 分量(6個分)
薄力粉150g
ベーキングパウダー小さじ1(4g)
砂糖80g
バター(溶かし)またはサラダ油60g
1個
牛乳100ml

ホットケーキ・パンケーキ

ホットケーキミックスを使わない場合の基本配合(2〜3枚分):

材料 分量
薄力粉150g
ベーキングパウダー小さじ1と1/2(6g)
砂糖大さじ2(24g)
ひとつまみ
1個
牛乳120ml
溶かしバター15g(任意)

パイ生地(折り込みパイ)

パイ生地はバターをたっぷり使うのが特徴。粉:バター = 2:1が基本。

材料 分量
薄力粉200g
強力粉50g
無塩バター(冷たい)150g
小さじ1/2
冷水90ml前後

タルト生地(パートシュクレ)

甘いタルト生地。クッキーに近い配合:

材料 分量(18cmタルト型)
薄力粉120g
無塩バター60g
粉砂糖40g
卵黄1個
アーモンドプードル(任意)20g

シュー生地(シュークリーム・エクレア)

シュー生地は「焼くと膨らむ」特殊な生地。水分と粉の比率が重要:

材料 分量(直径4cm × 約10個)
50ml
牛乳50ml
無塩バター45g
砂糖小さじ1
ひとつまみ
薄力粉60g
2個

カスタードクリーム(基本配合)

シュークリーム・タルト・ケーキ等で使える万能カスタード:

材料 分量
牛乳250ml
卵黄3個
砂糖60g
薄力粉またはコーンスターチ20g
バニラエッセンス少々

📐 比率を変えて違う量で作りたいときは…

レシピ分量計算ツールを使う →

覚えておきたい目安一覧

お菓子 覚え方
パウンドケーキ1:1:1:1(バター・砂糖・卵・粉が同量)
クッキー(基本)3:2:1(粉:バター:砂糖)
スポンジケーキ卵:砂糖:粉 = 5:3:3
パイ生地粉:バター = 2:1
シュー生地水分:バター:粉 = 100:45:60
パンケーキ粉100g に対し 卵1個+牛乳80ml